鬼神様と××しました
このまま逃げてたら、私たちお陀仏だよ…



「逃げても無駄だ」

「ひぃっ」


助かる方法を考えていたら、真上から辰彦の声がする。

見上げると、辰彦が私たちを空から見下ろしていた。




「キャー」


ドゴンっっっ



また腕を振るう辰彦。

今度は、隠れていた岩を壊した。

私はお父さんを押して、池の中にダイブ。




や、ヤバ〜


池がなかったら、確実にやられてた!




「チョロチョロするな。イライラする」


っ!


辰彦が、池に近づいてくる。



振り返ると、後ろは塀。


い、行き止まりだ!(汗)

どうする!?


どうしよーーーー!







「………死ね」





っ!








バリッッッッ





え…





「何!?」




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