鬼神様と××しました
辰彦は地面に倒れながら、力ない声を出していた。




「次で殺す」


今度は目を赤くして、体から煙を出し始めるお父さん。



これは、源喜さんと同じ”火"の能力!

次で、決着をつけるつもりなんだ!



ブオオオオオオ……!!!


まるで火炙りされているかのように、多量の火がお父さんの体を覆っている。



すごい力…!

さすがお父さん!



「ふん。俺を甘く見るな…」

「?」


すると辰彦は、小さいビンを取り出して、その中に入っている紫色をした液体を飲んだ。



なにあれ?

なにかの薬…?



「う……………ん」


その液体を飲むと、一瞬苦しそうにもがく辰彦。

そしてしばらくすると…辰彦の体に、異変が…!




「あなた…」



えっ………
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