鬼神様と××しました
お父さんの胸に、その女の人の鋭い爪が刺さり、貫通する。




「お父さんっっっ!」


お父さんは胸を押さえながら、その場に倒れた。

私はお父さんに駆け寄り、すぐに傷口を見る。




「………ぅ…」


息はあるみたい…

でも、傷口が深い…


早く、さっきの池に運ばないと!



お父さんを抱えようとすると…



「何をしてる…」




すると、辰彦が私に話しかけてきた。

さっきの女の人の姿から、元の辰彦の姿に戻っている。




「卑怯者!」


私はそう声をあげ、お父さんを池に連れて行こうとした…




「行かせはしない…まだとどめを刺していない…」

「そんなことさせないっ!」

「うるさいっ!お前も一緒に死ねっっっ」


っ!!!!
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