鬼神様と××しました
ふと、辰彦の方に目をやると…驚くべき光景が、目に飛び込んできた。


今まで辰彦がいた場所には、辰彦はいない…

けれどなぜたが、辰彦のいた場所に私にそっくりな人?が立っていたのだ。



な、なに!?

あれ私!!?


いや、私はここにいる!

ってことは、私じゃない!




っっ!!!!!



「きゃ!」



そして私のそっくりな人は、鋭い爪を伸ばし、源喜さんの右肩に思いっきり刺した。

爪は手と腕ごと、源喜さんの肩を貫通。

肩からは、大量の血が流れていた。




「源喜さんっ!」


肩を押さえながら倒れる源喜さんを見て、いても立ってもいられず、源喜さんに駆け寄る私。




「大丈夫ですか!?」


源喜さんの肩からは、大量の血が溢れている。
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