鬼神様と××しました
自分の着ている服の袖を破り、肩の傷口に巻く。



「クッソ…汚え野朗だな。最後にあがいて、お前に化けやがった…」


傷口を服の切れ端で巻いたあと、源喜さんが悔しそうに口を開く。




「…あれは私じゃないですよ」

「わかってる…わかってるんだけど、手が出なかった・・親父の気持ちがわかったぜ…」


源喜さん…


その気持ちは嬉しいけど、辰彦が変幻できる力がまだ残ってるなら、すごく厄介…



辰彦を見る限り…

かなりのダメージを負ってるから、次で決まるのは確実なのに…




「源喜さん…次は決めてください!」
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