鬼神様と××しました
呆れた表情の源喜さん。




「まぁ、グロいつってもちょっとだよ。お互いの血を、少しだけ飲み合うだけだ」

「………!血を???」


飲み合う……!?

私は、またグロい想像をする。




「血を一滴、盃(さかずき)の酒に垂らして、互いに飲み合うだけだ…」

「一滴…でいいんですか?」

「ああ。指先を少し切る程度」

「……なぁんだ…」


想像してたよりは、グロくはないかも………




「俺とお前が血を飲み合えば、お前はすぐ半妖になるんだよ」

「……飲んだ瞬間ですか?」

「そ。見た目とか、お前自身実感はねえと思うけど、体は半分鬼になるんだ…」

「へえ……」
< 262 / 303 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop