鬼神様と××しました
そう考えると、ちょっと怖いかも…(汗)




「半妖になれば、半分妖怪になるわけだから…当然もう人間ではないし、戻れねえよ。それに、もしかしたら能力が使えるかも……」

「能力……?」


それって、もしかして…




「俺ら鬼一族特有の能力だよ。火とか…」

「ああ、あれですね!」


源喜さんは、火と光と雷が操れるんだよね。




「お前が半妖になったことで、そのどれかの能力が芽生えるかもしれないってことだ。これからは鬼として生きていくんだから、能力が使えた方が妖怪としては有利だな」

「そっか」


私に、そんな能力が芽生えることなんてあるのかなぁ…




「ちなみに…お袋は親父と結婚しても、能力は芽生えることはなかった…そういうパターンもあるから、まあ、結婚してみないとわかんねえよな」

「……!」
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