鬼神様と××しました
玄関でサンダルを脱ぎ、中へ入る。

そしてそのまま、居間に通された。




「あ……」


居間に入ると…黒い浴衣姿の男の子が、寝転がってスマホをいじっていた。



「おい、双樹(そうき)。もうすぐ飯だぞ」


その男の子に、声をかける來さん。

男の子は「ん…」と返事をして、ダルそうに起き上がる。





その時、その男の子と目が合った。



「あ…はじめまして。私…雪希です」


私が挨拶すると、その男の子は私をぼーっと見つめた。

とりあえず、笑顔をつくる。




「ああ…源兄の嫁か」





みんな、私が源喜さんの嫁ってインプットされてんの?(汗)




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