鬼神様と××しました
嫁じゃないですから!


私は源喜さんにとって、何でもない!




「双樹は15歳。中3なんだ」




源喜さんが、双樹くんの頭を雑に撫でた。

双樹くんは何も言わずに、ただ源喜さんにやられるがまま。


なんだかその光景が、私にはすごく仲がいいように見えた。




ガラ…



「おや雪希ちゃん。よく来たね」





すると、居間にお父さんが入ってくる。




「あ、こんばんわ!お邪魔してますっ」


私はお父さんに、頭を下げた。




「いやいや…堅苦しい挨拶はなし。君は源喜のお嫁さんなんだから♡」


!?


ニコッと微笑むお父さん。


私はとりあえず、苦笑いした。




なんかお父さんには、軽々しく突っ込めない(汗)


優しいし、いい人なんだけど…


なんか怖いんだよな…(汗)

やっぱり鬼だから?




「ご飯が出来たよー!みんな座って〜」
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