鬼神様と××しました


すると、純麻くんが居間にお料理を持ってきた。

長いテーブルには、次々に料理が乗る。




「あ…手伝います」


私が台所へ行こうと、廊下に出ようとすると…




「雪希ちゃんは座ってて」




來さんが、私を引き止めた。




「でも…」


女だし…

こういうのは、やらなきゃって…




「今日は雪希さんの歓迎会なんだから…主役はゆっくり座っててね」


お父さんがニコッと笑って、そう言った。




「はい…すみません、お言葉に甘えさせていただきます…」

「しっかりしたお嬢さんだ。きっとご両親が、ちゃんとした方・・・ん?」
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