鬼神様と××しました
日本酒…

なんか大人だな…






「ありがとう、來」


お父さんも、來さんにお酌してもらってる。


カッコイイ雰囲気だな…

これが鬼なのか…



「雪希さんは何飲みます?」

「えっ」


いつの間にか、純麻くんが私の隣に…!




「あ、えっと…(汗)」

「何でもあるよ」

「じゃあ…ウーロン茶で」

「了解♪」


純麻くんはさっとキッチンへ行き、ウーロン茶をついだグラスを持ってきてくれた。




「どうもありがとう…」

「いえいえ」


全員の飲み物が揃うと…




「では…我が鬼一族の鬼瓦家に、幸福をもたらしてくれる方、雪希さんに乾杯」

「「乾杯!」」




お父さんの丁寧な言葉と共に、家族全員が乾杯をする。

私はやや遅れながら、乾杯をした。
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