鬼神様と××しました
『アハハ…』


1時間後

朝食を食べ終えた私と源喜さんは、リビングでぼーっとテレビを観ていた。


テレビを観ながら、私はあることを考える…

そしてそのことで、最近悩んでいた。



「何かあった?」

「え!?」


テレビを観ながら、源喜さんが私にそう聞いた。

私は驚いて、源喜さんの方に顔を向けた。




「…なんか悩んでる・・そんな面してる」

「・・・・」


どうしてわかるの?

私の表情見ただけなのに…


今の源喜さんの言葉にも、私の胸は反応する。




「実は…珠紀のことで・・」


私は源喜さんに、悩みを打ち明けることにした。





「珠紀って…前に会ったやつか?」

「そうです。ファミレス行きましたよね…あの子……私の親友なんですけど…」


中学の時、同じクラスになって…

それからずっと仲良かったんだよね。




「珠紀と…なんだか最近、距離を感じるんです…」

「距離?」

「……はい」


私の悩みはこれだった。

最近珠紀から、避けられているような感じがしていた。


LINEでメールのやりとりはしているものの、遊ぶことが極端に減ったし…

電話で話しても、早めにそそくさと切られてした。
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