鬼神様と××しました
「……………はい」


先に歩く源喜さんを、小走りで追いかける。



私たちは今、珠紀の家に向かっていた。

これは源喜さんの提案。


私は嫌がったのだが、やや強引に連れてこられた(汗)



なんの連絡もなしで、珠紀の家に行くなんて…

迷惑だよね(汗)?


私が珠紀に連絡しようとしたら、源喜さんに止められたから…

突然行くことになる…(汗)



珠紀、怒らないかな…


普段は、よっぽどのことがない限り怒らないし…

口は悪めだけど(笑)

優しいし、おもいやりがあって…


それが珠紀。



でもなんか…

最近はわかんなくなってきたな…



明らかに珠紀にとられている距離が、

私が珠紀に対する気持ちを、混乱させている…



今から珠紀に会ったら、

それが解決するのかな?


源喜さんは『大丈夫だよ』って言ってるけど…


私は不安だよ…
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