鬼神様と××しました
すごく…こわい………





………………




「ここが珠紀ちゃん家か…」


数分後

私と源喜さんは、珠紀の家の前にいた。





「随分でかいな。それに、貫禄があるっつーか…」


源喜さんが珠紀の家を見て、ブツブツと言っている。



珠紀の家は、すごく広い一軒家。

源喜さんの言うように、貫禄がある…立派なお家。


でも…



「源喜さんの家も、相当広いですよね?(汗)」


こんなこと言っちゃ悪いけど…

珠紀の家よりも、遥かに広いよ…




「俺んちと一般庶民の家を比べるな。俺は妖怪の中でも一流の、鬼だそ?妖怪の中で、一番広い家に住んでねえとおかしいだろ」

「・・・・(汗)」


その発言に、私は呆れ顔。




ピンポーン…




すると源喜さんは、なにも言わずに、珠紀の家のインターフォンを押した。




「ちょっ…源喜さんっ!」

「何?」

「勝手に押さないでくださいよっ」
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