鬼神様と××しました

「猫か…」


源喜さんは、猫を見つめながら言う。




「珠紀んちは、猫たくさん飼ってるんだよ。家族全員、猫好きみたい」

「……ふーん」


ふぅぅぅぅ…



え?(汗)


玄関の前まで来たその時、数匹いた猫が突然源喜さんを威嚇する。



ふぅぅぅぅ〜…

に"ゃんっ…




猫達は、更に源喜さんを威嚇する。


こわ…


ちょっとビビっている私とは正反対に、源喜さんは無表情のまま、猫達をみおろしている。

その時…




「………っ!」



湊さんはその場にしゃがみ、一匹の猫の頬をびろーんとつねった。

つねられている猫は必死に抵抗していて、周りにいる猫たちも、湊さんをひっかいたり、噛んだりしている(汗)




「や、止めてくださいよ…」

「…売られた喧嘩は買う。たとえ、それが猫でもな」

「・・・・(汗)」


やれやれ。



ガチャ…


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