鬼神様と××しました


すると、玄関のドアが開いた。



「雪希ちゃん、いらっしゃい」

「こんにちわ!」


玄関から、家政婦さんのおばさんが出てくる。

珠紀の家には、もう何度も遊びに来ているため、家政婦さんとも私は顔見知り。




「さぁ入って!今珠紀さんを呼んで…あら?」


家政婦さんが、源喜さんの存在に気づく。

源喜さんは、まだ猫たくさんとバトルしていた。




「あ、ああ…この人は、私の友達でっ……」

「……そ、そうですか……ど、どうぞ…」




家政婦さんが、少しだけ苦笑いした。

不思議に思ったが、私は家にお邪魔することにした。


猫たちと散々バトっている源喜さんも、ようやく腰を上げて、私に続いて玄関に入って来る。


私と源喜さんは靴を脱ぎ、家の中へ…




「今、珠紀さん呼んで来ますので…客間でお待ちくださいね…」

「はい…」
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