過去に戻れたら…
戸惑い
大樹とあのあと少し話、連絡先を交換して別れた私は同窓会会場である居酒屋にいた。
周りは盛り上がっているが、私は大樹の事が頭から離れなく一緒に盛り上がることが出来ずにいた。
10年ぶりに会った大樹は、10年前よりさらに大人っぽくなっていてかっこよくなっていた。
そんな様子に気づいた幹事の洸が私の隣に座った。
「なーに面白くない顔してるんだ?なんかあった?」
「そんなことないよ。楽しんでるし!
それになにもない。」
「お前昔からすぐに顔に出るんだよ。
“何かありました…どーすればいいですか…?”って顔に書いてある。」
私は思わず両手で顔を隠した。
周りは盛り上がっているが、私は大樹の事が頭から離れなく一緒に盛り上がることが出来ずにいた。
10年ぶりに会った大樹は、10年前よりさらに大人っぽくなっていてかっこよくなっていた。
そんな様子に気づいた幹事の洸が私の隣に座った。
「なーに面白くない顔してるんだ?なんかあった?」
「そんなことないよ。楽しんでるし!
それになにもない。」
「お前昔からすぐに顔に出るんだよ。
“何かありました…どーすればいいですか…?”って顔に書いてある。」
私は思わず両手で顔を隠した。