性別「少年」属性「乙女」
でも。

お父さんの、陸さんを見る目。

やっぱり、優しい。


ほんとうに、陸さんのこと、大切で、大好きなんだ。


お父さんが、また、ボクに目を向ける。

また睨まれることが怖くて、ボクは、目を閉じてしまった。

仕方ないと思うけど。

でもやっぱり、お父さんに睨まれるのは、怖い。


どうして、ここに来たんだろう。

ボクのこと、邪魔だから。

だから、ここに来たのかな。


「……大丈夫か?誠くん」


え?
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