性別「少年」属性「乙女」
「マコト」
ぽんっ、と、軽く額に手をあてられて、ボクは我に返った。
陸さんが、優しく笑っている。
「また、何か自分を責めるようなこと、考えてたろ」
「え?」
どうして、わかっちゃうんだろう。
陸さんって、すごい。
「俺は、マコトに笑っていてもらいたいのに、いつもマコトに、悲しい顔させてるね。ごめん。……ちゃんと、話し合ってくるよ。待ってて。寝てて、いいから」
大丈夫、かな。
陸さん、おじさんには、すぐかっとなっちゃうみたいだから。
それは、ボクのことを守ろうとしてくれてるからだって、わかってるけど。
「ちゃんと、具合が悪いときは、看護師さん呼ぶんだよ」
「大丈夫だよ。子供じゃないんだから、ボク」
ボクが、ちょっと頬をふくらませると。
陸さんは、笑って、指でボクの唇を、つついた。
「そんなかわいい顔したら、我慢できなくなるだろ」
ぽんっ、と、軽く額に手をあてられて、ボクは我に返った。
陸さんが、優しく笑っている。
「また、何か自分を責めるようなこと、考えてたろ」
「え?」
どうして、わかっちゃうんだろう。
陸さんって、すごい。
「俺は、マコトに笑っていてもらいたいのに、いつもマコトに、悲しい顔させてるね。ごめん。……ちゃんと、話し合ってくるよ。待ってて。寝てて、いいから」
大丈夫、かな。
陸さん、おじさんには、すぐかっとなっちゃうみたいだから。
それは、ボクのことを守ろうとしてくれてるからだって、わかってるけど。
「ちゃんと、具合が悪いときは、看護師さん呼ぶんだよ」
「大丈夫だよ。子供じゃないんだから、ボク」
ボクが、ちょっと頬をふくらませると。
陸さんは、笑って、指でボクの唇を、つついた。
「そんなかわいい顔したら、我慢できなくなるだろ」