性別「少年」属性「乙女」
「初めは、祐介がバイでもかまわないって思ったけど、実際に付き合うと、やっぱりね」
「わかるー。僕も、結局それでリクさんと別れたんだもん」
「おまえ、今の彼はバイなんだろ」
「リクさんのせいだよ。
結局、やっぱバイの人って、優しいんだよね。
こっちにネコを求めてくれるから。僕ちょっと、タチは苦手。
リクさんにそういうふうに開発されちゃいました」
「おまえなぁ」
オサムは、別れる時、泣いていた。
(ごめんなさい。どうしても、リクさんのこと、受け入れられない)
オサムと付き合いながら、俺は別の女性とも付き合っていた。
性別が違うのだから、浮気でもないだろうくらいに、思っていた。
なんて自分勝手だったんだろうと、今更、思う。
あの頃は、自分の中に、こんな嫉妬心や、独占欲があるなんて、知らなかった。
「わかるー。僕も、結局それでリクさんと別れたんだもん」
「おまえ、今の彼はバイなんだろ」
「リクさんのせいだよ。
結局、やっぱバイの人って、優しいんだよね。
こっちにネコを求めてくれるから。僕ちょっと、タチは苦手。
リクさんにそういうふうに開発されちゃいました」
「おまえなぁ」
オサムは、別れる時、泣いていた。
(ごめんなさい。どうしても、リクさんのこと、受け入れられない)
オサムと付き合いながら、俺は別の女性とも付き合っていた。
性別が違うのだから、浮気でもないだろうくらいに、思っていた。
なんて自分勝手だったんだろうと、今更、思う。
あの頃は、自分の中に、こんな嫉妬心や、独占欲があるなんて、知らなかった。