性別「少年」属性「乙女」
「さ、いいかげん帰ろうぜ。マコトのうちまで3人で帰って、それから美知子のこと送ってくよ」
「ボク、大丈夫だよ。ひとりで」
夜なんだから、女の子は、早く返してあげなくちゃ。
「一緒に帰りたいんだよ、まこちゃん。私も、洋平くんも、まこちゃんのこと大好きなんだからね」
言って、みっちゃんが、ボクの手を握る。
もう片方の手を、吉田が掴んでくれる。
「なぁ、マコト。俺たちは、何があっても、こうやっておまえと一緒にいるからさ。だから、ひとりで抱え込んだりなんか、するなよ?」
ボクの手を握ってくれる、吉田と、みっちゃんの手は、温かくて。
ボクは泣きそうになったけど、泣いたら涙が拭けないから。
月を見上げて、こらえた。
「ボク、大丈夫だよ。ひとりで」
夜なんだから、女の子は、早く返してあげなくちゃ。
「一緒に帰りたいんだよ、まこちゃん。私も、洋平くんも、まこちゃんのこと大好きなんだからね」
言って、みっちゃんが、ボクの手を握る。
もう片方の手を、吉田が掴んでくれる。
「なぁ、マコト。俺たちは、何があっても、こうやっておまえと一緒にいるからさ。だから、ひとりで抱え込んだりなんか、するなよ?」
ボクの手を握ってくれる、吉田と、みっちゃんの手は、温かくて。
ボクは泣きそうになったけど、泣いたら涙が拭けないから。
月を見上げて、こらえた。