性別「少年」属性「乙女」
「ボクの、ため?」
ボク、陸さんに嫌われてたんじゃ、なかったの?
ボクがいつまでも泣き虫で。
陸さんに甘えて、迷惑ばかりかけて。
だから、陸さん、ボクのことが嫌になっちゃったんだって。
ボク、ずっとそう思ってた。
「こんなこと、マコトの顔が見えてたら、言えないよ」
陸さんが、また、ボクのことを抱きしめる。
あ。
陸さんの胸の鼓動が、伝わってくる。
ボクより少し早くて、聞いているうちに、ボクまでドキドキしてきた。
「マコトが、好きなんだ。マコトの近くにいる、マコトのことが好きな奴らに嫉妬するくらい。
おまえは優しいから、絶対、自分を好きな人間には、冷たくできないだろう?
あんなちいさな有希ちゃんにまで、結婚する約束してた」
ボク、陸さんに嫌われてたんじゃ、なかったの?
ボクがいつまでも泣き虫で。
陸さんに甘えて、迷惑ばかりかけて。
だから、陸さん、ボクのことが嫌になっちゃったんだって。
ボク、ずっとそう思ってた。
「こんなこと、マコトの顔が見えてたら、言えないよ」
陸さんが、また、ボクのことを抱きしめる。
あ。
陸さんの胸の鼓動が、伝わってくる。
ボクより少し早くて、聞いているうちに、ボクまでドキドキしてきた。
「マコトが、好きなんだ。マコトの近くにいる、マコトのことが好きな奴らに嫉妬するくらい。
おまえは優しいから、絶対、自分を好きな人間には、冷たくできないだろう?
あんなちいさな有希ちゃんにまで、結婚する約束してた」