幼なじみ~夕焼けのキミへ~
「羅、沙羅、沙羅!」

「あっ!ごめん!」

「話聞いてた?」

「聞いてませんでした…」

「っとに!」

「すいません…で?どういったお話で?」

「だから、大雅君すごいね!!めっちゃモテてんじゃん!!」 

「あはは…」

繭は私の話を全く無視して喋り続ける。

「ホント、大雅君カッコいいわー。あたしも悟と付き合ってなかったら、絶対惚れてるしね。」


…はたしてそれを悟君のいる前で言って良いんですか…?
< 6 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop