幼なじみ~夕焼けのキミへ~
「い、おい!」

「っはい!?」

って、なんだ、大雅か。
…ん?大雅…?え?ちょっと!これヤバくない!?

完全に女子に見られてるよ…。

「ちょっと来い。」

いきなり何よ? 

「何。」

とそっけなく言ってみる。

すると、大雅がわたしのことを睨みつけてきた。

「だから、ちょっと来い。」

そう言って今度は、腕を掴んできた。

周りの女子たちがざわめき出す。 


さすがにこれはヤバい!

そう思って

「何するのっ!?」

と言ってみたものの、聞いてもらえるはずもなく、私は、大雅について行った。
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