愛おしい君へ
高校

君と出会って


君を見たとき

本当に胸がきゅんとなった。

僕はそうゆうの信じないはずだったのに。

でも確かに君を見たとき

僕は確実に恋に落ちたんだ。



春の、暖かな日差しが差す

放課後の図書館。

少し開けた窓から

桜が中へ舞い込んできていて。

読書したら寝てしまうかな

なんて考えていた矢先、

君は読んでいたであろう本を

放り出し、

机に突っ伏して寝ていたね。


君はこの学校で有名な美人さん。

なのに、

周りを気にしていないような

豪快な寝方をしていて。

なんだかそのギャップに

僕は吸い込まれた。

つまりは、

冒頭へ戻る。

君に恋に落ちたんだ。




まさかその時は

君と両思いになれるなんて

思ってもみなかったけどね。



だって、僕はメガネだし、

頭ボサボサだし、

…とにかくさえない男子だから。

< 1 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop