悪魔の妹と天使の彼女
第一章~悪魔と天使~

出会い

俺は高校になったばかりでいつも退屈を持て余していた。
「何か面白い事ないかな。」
そんな事ばかり考えていた。
一人で家に帰っていると後ろで声がした。
「お兄ちゃん。」
しかし、俺には妹もいないし、親戚に小さな女の子もいないので無視して家への道を急いだ。
しかし、いつになってもその子は呼び続けている。
俺はちょっと気になって後ろを向くとその子は俺のすぐ後ろにいた。
「俺に何か用かな?」
「うん。久し振りだね、お兄ちゃん。」
俺にはこの子の言ってる意味が分からなかった。
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