悪魔の妹と天使の彼女
俺はあの豹変がかなり気になって二人をチラチラ見てしまう。
最初に気付いたのはサリリだった。
「どうかしましたか?もしかして、ご飯がお口に合わなかったとか?」
かなりショックを受けたように言ってきた。
「ご飯はかなり美味しいよ。こんなみんなでご飯食べるの初めてでさ。」
と嘘をついた。
それからちょっとして三人のご飯は終わった。
「じゃあ、学校でも行くか。」
それからミエルを小学校に連れて行き、俺とサリリも中学校に急いだ。
しかし、俺はドキドキしている。
もし、サリリが天使とバレたりしたらどうしようなどと…
そんな事を余所に友達の龍羽が挨拶して来た。
「お早う、和也にサリリ。」
普通に挨拶をして教室に行った。
「本当にサリリはこの学校に慣れてるな。」
「私の魔術だもん。」
と言って笑った。
「まあ、教室行こう。」
「うん。」
二人は教室に行った。
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