悪魔の妹と天使の彼女
「これで信じてくれるかな?」
「信じるも信じないも羽を見せられたら信じるしかないだろ?」
と心の中で思った。
「あの~、本当に厚かましいとは思うのですが和也さんの家に住まわせてくれませんか?」
「え!?本当に言ってるの?」
さすがに親がいないとは言え、俺の家に年頃の女の子を二人いるのはまずいと考えてた。
「自分の家には帰らないの?」
「私、天使界から来たから家がないんです…」
申し訳なさそうに言った。
「まあ、いっか。」
と思い承諾した。
それからサリリと一緒にカレーの材料を買って家に帰った。
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