君の隣は…




大翔は仔犬みたいに喜んでて、なんだか母性本能がくすぐられた。




なんてゆーかギューってしたくなっちゃうんだよね‼︎




あたしが大翔で癒されてたら、不意に後ろから声をかけられた。




「結愛ちゃん⁈あたしとの約束ほっぽってなにイチャついてんの⁇」




…やば……




慌てて振り返ったらそこには般若の様な顔おをした美羽が立ってた。




ふだんはされないちゃん付けで怖さが増してる…。




この美羽の気迫にはさすがの大翔もびびってた。




「ごめっ美羽、ちょっと色々ゴタゴタがありまして…その…ごめんなさい‼︎」




「ねぇ香西、もしかして美羽またナンパされてた⁇」




あたしが必死で謝ってたら美羽はあたしをスルーして大翔に何か聞いてた。









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