君の隣は…
楽しすぎて気づかなかったけどいつの間にか美羽との別れ道まで来ていた。
仲良くねって美羽…あたしが大翔と話すの何年ぶりだと思ってんのよ〜‼︎
緊張でなに話したかわかんないけど気づけばもう家についていた。
「昔はよくお互いの家遊びに行ってたよな…」
いきなり昔の話を始めた大翔に驚いたけど懐かしくて幸せな気分になった。
「そうだね…毎日遊んでたもんね」
「なぁ…結愛さ、中学入ってから俺のこと避け始めただろ⁈
…俺のこと、嫌いになった⁇」
…ばれてたんだ、避けてたこと。
いや、普通にわかるよね…