【完】ワガママな彼女
「マサキでたよー」

「あぁ、入ってくる」

そう言って、風呂に入った。

サッサッと洗って風呂から出ると俺のスウェットを着ているミウ

さっきは俺の半袖のTシャツを着ていてその上にバスタオルを肩からかけていた。

それは素肌を隠すようにそうしているようにも見えた。

下はスウェットだった。

「あ、マサキ寒いからスウェット借りたね?ごめんね。」

あー、寒かったんだ。

俺は勝手に納得していた。

この後、本当の訳を知る事になるなんてこの時の俺は知らなかった。

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