Tea Time

「あの、ごめんなさい……。そうじゃなくて、気心知れてるって言うか、先輩と後輩として乗ってくれると思ったから」


彼女の言い訳は、俺の嫉妬心を煽っただけだった。


「軽い気持ちって、何ですか?」


どんどん不機嫌になる俺におろおろしている彼女。

いじめるつもりは毛頭なかったが、あんまり腹が立つからつい、キツイ言葉を投げかけていた。
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