Tea Time

「それは、無理です」


俺は怒りで沸騰しそうな頭で、どうにかそれだけを告げた。

俺のセリフを聞いた彼女の顔は傑作だった。

ぽかんと口を開いたまま、何も言えない。

俺は、そんな彼女を置き去りにして、さっさと職場へ向った。
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