Tea Time

「別にどこかに連れ込もうなんて考えてませんから、安心して下さい」


俺がそう言うと、とたんに彼女は安心した表情になる。

全く、嘘がつけない人なんだよな。

思ってること、何でも顔に出ちゃうんだから。


「あの……どこへ行くんですか?」


「行ってからのお楽しみ」
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