夢
その頃愛を助けるために聞き込みをしていたが
この町の人達は人形屋なんて知らないという
そしてさっさと帰っていってしまう
反対の街へ引き返そう
そんな時
一人の男が声をかけてきた
「人形屋についてはみんな話したがらないよ」
とその男はいった
「貴方は?」と聞くと
近くに家があるからそこで話そうと言われた
そういってその人の家に行くと
奥さんらしき人と小さな女の子とその男が写っている写真が目に付いた
すると男は「その写真が気になるかい?そりゃ家族さ、俺以外みんな死んじまったがな」といった
一息いれてから
「あの人形屋にだ」
といった
「そんな...あの人形屋にですか..?..詳しく聞かせてください」と私いった
男は
「そのつもりで連れてきたんだ...」といった
「まず、娘があの人形屋にさらわれたんだ。この当たりではあいつらが娘を奪うのは有名さ。皆娘を取られてるといった。この当たりは周りより土地が安い。だからここにいるのはみんな貧乏人ばかりで引っ越したくても引っ越せないのさ。さらにあの人形屋は金持ちばかりに人気があってな....闇に繋がってる貴族の中ではとても有名らしい。だから簡単に手を出せば危ないってわけさ..だが、私達夫婦やこの街の娘を取られた人達は反抗したんだ...。だがそれは成功せずに失敗してしまった。」