僕の名を呼ぶ君の声




さっきの工藤くん、どうしたんだろう………



もしかしてあたしのこと………

って!そんなことないないない!!




「朱音!そろそろ授業始まるよ
行こっ」

「うん」

「一時間目なんだっけ?」

「えっとね、古典だった気がする」




工藤くんが渡してくれたイチゴオレを片手に、教室へ向かった



朱音の顔はまだ赤く染まってる


成瀬くん、朱音のこと大事にしてあげてください


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