僕の名を呼ぶ君の声



「間宮~~、美歌が話したいことあるって」

「ちょ!朱音!!」

「ほら、いってらっしゃい~」



あれから世那とは毎日一緒に登校してる

もちろん!手を繋ぐってのはないけどね





「ん?美歌どうした?」

「あっ、いや、その、なんでもないっていうか……」

「え?」


朱音のバカーーー!

話すことなんかないよおおお


「あ、えっと、新しいカフェ行きたいな~なんて…アハハ」



あたしなんてことを………



< 85 / 208 >

この作品をシェア

pagetop