Rock'n roll
ARASHI
――翌日――
やっぱり学校に行くと皆があたしの周りに集まってきた。
「ナナちゃん、ゲンタ君に告白されたってホント？」
「ナナ！いつ告白されたの！？」
「返事は？OKした！？」
大変なARSHIがあたしに襲いかかっております…。
皆の口から一斉攻撃です！ めっちゃ押されて苦しい……
「あ、あのね。一人ずつ喋って…」
「はいはい！じゃぁ、あたしが代表として質問してあげよう」
「ユウ！！助かった…」
あんなに一斉攻撃が続いてたのに、ユウの一言で皆が黙った。ようやくARASHIがおさまった…。
「はい、まず最初の質問。 ゲンタに告白されたのはホント？YESかNO！」
「YES…」
「「おぉー！！」」
「次！いつ告白されたの？」
「昨日の放課後…」
なんか、また新しいARASHIが来る予感。
「え！そうなの！？」
「昨日の話なのかよ」
「最新情報じゃん！！」
また周りが騒ぎ始めた。これは第二のARASHIか…？
「静かに！」
ユウの一言でまた静かになった。
「で、告白されました。返事は、どっちにしたの？YESかNO！」
「NO…」
「「えぇーーーーーーーーーーーーっ」」
来るぞ、第二のARASHIが来るぞ…？
「嘘ー！ナナちゃんOKしたと思ってたのに！」
「そうだよ！ゲンタ君とナナちゃんお似合いじゃん！」
来た…ARASHIが再び襲来…！
「そうそう！ナナちゃん可愛い美人系だしゲンタ君は爽やかでイケメンで優しくって」
「頭いいし、運動もできるのに！？」
「それなのにNO！？」
「NO…」
「「えーーーーーーーーっ！」」
「でもでも！絶対付き合ったほうがいいよ！」
「ホントだよ！絶対ナナちゃんのこと大事にしてくれるし」
「うんうん。ナナちゃんにはゲンタしか似合わないって！」
「今からでも遅くないよ！告白してきなよ」
もぅヤダ…。確かにゲンタ君？は、爽やかなイケメンで頭良くって運動もできて皆からしたら理想の彼氏的存在なのかもしれないけどさぁ！あたしは別に好きでもなんでもないんだもん！！勝手にあたしの彼氏を決めないで！
「もぅ！皆してなんなの！？」
「「……」」
「誰を振ろうが誰と付き合おうがあたしの勝手でしょ！？あたしはゲンタ君のこと好きじゃない。それだけなの！付き合ったほうがいいとかあたしにはゲンタ君しか似合わないとか勝手に話進めないで！」
ふんっ！あたし怒ったからね。
それだけ伝えるとあたしは自分の教室に戻った。
それからもぅゲンタ君があたしに告白した件の話は誰もしなくなった。
――放課後――
「ナナ。お呼び出し」
「ユウ？誰から？」
「ゲンタ。屋上に来て、だって」
ゲンタ君？また何の用だろう…。てか、あの人のせいであたしがARASHIに襲われることになったんだからね！
「何の用？」
「あ、ナナさん…なんか、ごめんね？ユウさんから聞いたけど、朝。大変だったんだって？俺がナナさんに告ったから」
「あー、うん」
なんか…意外な話だった。まさか謝ってくれるとは思ってなかった。優しい人なんだね。
「ホント、ごめんね？あんなんになると思いもしなかったからさ…なんていうか、謝りたくて…ホントごめん！」
「……別にいいよ。たいしたことないし！あたしが告られたって噂たつといつもあんな感じに質問攻めされてARASHIみたいになっちゃうの。だから、いいよ。別に」
「あ、うん、ありがとう。」
「ううん。じゃぁあたし帰るから！じゃぁね」
「じゃぁね」
教室に荷物取りに行くとユウがいなかった。
あーあ。また、ユウ先に帰っちゃった…。いつもいつも待たせすぎなのかな。悪いことしちゃってるな…。今日メールしよ、謝らなくちゃ！それに、明日ユウとデートだし。楽しみすぎてまたテンション高くなってきた♪
――夜――
「あ、ユウにメール――――」
♪～♪～
「ユウからだ」
―――――――――――――
件名 Shopping♡♡♡
From ユウ
本文 やっほー☆ユウです♡今日“も”ナナ遅かったから先に帰ったぞ！
次は何の用だった？また告白？ww
まぁ、いいや。
明日9:00に駅前集合ね～♪♪
OKですか？
てか、明日着てく服まだ決まらないのー(;_;)
ナナ決まった？
明日が楽しみすぎて気持ち悪くならないでね☆☆
―――――――――――――
さっすがユウ。あたしのことをよくわかってるな…。気持ち悪くなるなって傷つくけど…。9:00に集合かー。服何着てこうかなー…可愛い系で行くべき？カッコイイ系で行くべき？先に返事出すか。
―――――――――――――
Dear ユウ
件名 (*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!
From ナナ
本文 9:00駅前OKだよ～☆
気持ち悪くならないでって失礼ね！(>_<)
ゲンタ君からの呼び出しは告白じゃなくって、朝の出来事についてごめんねってことだったよ。
あたしも服まだ決まらなーい(^_^;)
可愛い系で行くべき？カッコイイ系で行くべき？
やばーい！どうしようー(T ^ T)
―――――――――――――
返事は出したからいいとして。服をどうするべきか…。POP系も案外いいかも！最近カジュアル系ばっかりだったからな～。あ、でも今冬だしカッコイイ系で行こうかな。ユウもカッコイイ系で来そうだし♪
♪～♪～
「あ、返事かな？」
―――――――――――――
件名 あたしもやばい(´Д` )
From ユウ
本文 あ、今日の呼び出しは謝罪だったんだw
ナナも服決まってないんだーw
一緒じゃん♡♡♡
色々悩んだ結果、あたし今回カッコイイ系で行くことに決定♪
ナナもカッコイイ系で来てー☆☆
―――――――――――――
そうか、やっぱりユウはカッコイイ系を選んだな！てことで、あたしもカッコイイ系に決定！早速返事しないとな。
―――――――――――――
Dear ユウ
件名 あたしも決定o(^▽^)o
From ナナ
本文 ユウの言う通りカッコイイ系で行くことにしたぞ(´∀｀)
あたしもすっごい悩んだww
でも最近カジュアルばっかり着てたし…ちょうど良かった☆
ありがとう♡♡♡
じゃぁ、明日に備えて寝ます♪
おやすみ♡
―――――――――――――
「OK！寝よ」
あたしは明日に備えるため早めに休んだ。
やっぱり学校に行くと皆があたしの周りに集まってきた。
「ナナちゃん、ゲンタ君に告白されたってホント？」
「ナナ！いつ告白されたの！？」
「返事は？OKした！？」
大変なARSHIがあたしに襲いかかっております…。
皆の口から一斉攻撃です！ めっちゃ押されて苦しい……
「あ、あのね。一人ずつ喋って…」
「はいはい！じゃぁ、あたしが代表として質問してあげよう」
「ユウ！！助かった…」
あんなに一斉攻撃が続いてたのに、ユウの一言で皆が黙った。ようやくARASHIがおさまった…。
「はい、まず最初の質問。 ゲンタに告白されたのはホント？YESかNO！」
「YES…」
「「おぉー！！」」
「次！いつ告白されたの？」
「昨日の放課後…」
なんか、また新しいARASHIが来る予感。
「え！そうなの！？」
「昨日の話なのかよ」
「最新情報じゃん！！」
また周りが騒ぎ始めた。これは第二のARASHIか…？
「静かに！」
ユウの一言でまた静かになった。
「で、告白されました。返事は、どっちにしたの？YESかNO！」
「NO…」
「「えぇーーーーーーーーーーーーっ」」
来るぞ、第二のARASHIが来るぞ…？
「嘘ー！ナナちゃんOKしたと思ってたのに！」
「そうだよ！ゲンタ君とナナちゃんお似合いじゃん！」
来た…ARASHIが再び襲来…！
「そうそう！ナナちゃん可愛い美人系だしゲンタ君は爽やかでイケメンで優しくって」
「頭いいし、運動もできるのに！？」
「それなのにNO！？」
「NO…」
「「えーーーーーーーーっ！」」
「でもでも！絶対付き合ったほうがいいよ！」
「ホントだよ！絶対ナナちゃんのこと大事にしてくれるし」
「うんうん。ナナちゃんにはゲンタしか似合わないって！」
「今からでも遅くないよ！告白してきなよ」
もぅヤダ…。確かにゲンタ君？は、爽やかなイケメンで頭良くって運動もできて皆からしたら理想の彼氏的存在なのかもしれないけどさぁ！あたしは別に好きでもなんでもないんだもん！！勝手にあたしの彼氏を決めないで！
「もぅ！皆してなんなの！？」
「「……」」
「誰を振ろうが誰と付き合おうがあたしの勝手でしょ！？あたしはゲンタ君のこと好きじゃない。それだけなの！付き合ったほうがいいとかあたしにはゲンタ君しか似合わないとか勝手に話進めないで！」
ふんっ！あたし怒ったからね。
それだけ伝えるとあたしは自分の教室に戻った。
それからもぅゲンタ君があたしに告白した件の話は誰もしなくなった。
――放課後――
「ナナ。お呼び出し」
「ユウ？誰から？」
「ゲンタ。屋上に来て、だって」
ゲンタ君？また何の用だろう…。てか、あの人のせいであたしがARASHIに襲われることになったんだからね！
「何の用？」
「あ、ナナさん…なんか、ごめんね？ユウさんから聞いたけど、朝。大変だったんだって？俺がナナさんに告ったから」
「あー、うん」
なんか…意外な話だった。まさか謝ってくれるとは思ってなかった。優しい人なんだね。
「ホント、ごめんね？あんなんになると思いもしなかったからさ…なんていうか、謝りたくて…ホントごめん！」
「……別にいいよ。たいしたことないし！あたしが告られたって噂たつといつもあんな感じに質問攻めされてARASHIみたいになっちゃうの。だから、いいよ。別に」
「あ、うん、ありがとう。」
「ううん。じゃぁあたし帰るから！じゃぁね」
「じゃぁね」
教室に荷物取りに行くとユウがいなかった。
あーあ。また、ユウ先に帰っちゃった…。いつもいつも待たせすぎなのかな。悪いことしちゃってるな…。今日メールしよ、謝らなくちゃ！それに、明日ユウとデートだし。楽しみすぎてまたテンション高くなってきた♪
――夜――
「あ、ユウにメール――――」
♪～♪～
「ユウからだ」
―――――――――――――
件名 Shopping♡♡♡
From ユウ
本文 やっほー☆ユウです♡今日“も”ナナ遅かったから先に帰ったぞ！
次は何の用だった？また告白？ww
まぁ、いいや。
明日9:00に駅前集合ね～♪♪
OKですか？
てか、明日着てく服まだ決まらないのー(;_;)
ナナ決まった？
明日が楽しみすぎて気持ち悪くならないでね☆☆
―――――――――――――
さっすがユウ。あたしのことをよくわかってるな…。気持ち悪くなるなって傷つくけど…。9:00に集合かー。服何着てこうかなー…可愛い系で行くべき？カッコイイ系で行くべき？先に返事出すか。
―――――――――――――
Dear ユウ
件名 (*^ーﾟ)b ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!!
From ナナ
本文 9:00駅前OKだよ～☆
気持ち悪くならないでって失礼ね！(>_<)
ゲンタ君からの呼び出しは告白じゃなくって、朝の出来事についてごめんねってことだったよ。
あたしも服まだ決まらなーい(^_^;)
可愛い系で行くべき？カッコイイ系で行くべき？
やばーい！どうしようー(T ^ T)
―――――――――――――
返事は出したからいいとして。服をどうするべきか…。POP系も案外いいかも！最近カジュアル系ばっかりだったからな～。あ、でも今冬だしカッコイイ系で行こうかな。ユウもカッコイイ系で来そうだし♪
♪～♪～
「あ、返事かな？」
―――――――――――――
件名 あたしもやばい(´Д` )
From ユウ
本文 あ、今日の呼び出しは謝罪だったんだw
ナナも服決まってないんだーw
一緒じゃん♡♡♡
色々悩んだ結果、あたし今回カッコイイ系で行くことに決定♪
ナナもカッコイイ系で来てー☆☆
―――――――――――――
そうか、やっぱりユウはカッコイイ系を選んだな！てことで、あたしもカッコイイ系に決定！早速返事しないとな。
―――――――――――――
Dear ユウ
件名 あたしも決定o(^▽^)o
From ナナ
本文 ユウの言う通りカッコイイ系で行くことにしたぞ(´∀｀)
あたしもすっごい悩んだww
でも最近カジュアルばっかり着てたし…ちょうど良かった☆
ありがとう♡♡♡
じゃぁ、明日に備えて寝ます♪
おやすみ♡
―――――――――――――
「OK！寝よ」
あたしは明日に備えるため早めに休んだ。
