おとななこども
3~副会長はご機嫌ななめ-Seiya-
華道部が使っている部室から、テニスコートが見える。
「ファイト!」
「オー!」
「ファイト!」
「オー!」
テニスコートをグルグル回ってランニングをするテニス部員たち。
彼女たちの先頭を走っているのは、テニス部キャプテンの平岡桃さんだ。
走ったせいで顔が真っ赤になっている彼女は今日も部員たちと一緒に部活を頑張っている。
「部長」
後輩の小川さんが声をかけた。
「ああ、少々お待ちください」
もう少し見ていたいけど、仕方がない。
名残惜しいのは山々だが、窓から離れた。
「ファイト!」
「オー!」
「ファイト!」
「オー!」
テニスコートをグルグル回ってランニングをするテニス部員たち。
彼女たちの先頭を走っているのは、テニス部キャプテンの平岡桃さんだ。
走ったせいで顔が真っ赤になっている彼女は今日も部員たちと一緒に部活を頑張っている。
「部長」
後輩の小川さんが声をかけた。
「ああ、少々お待ちください」
もう少し見ていたいけど、仕方がない。
名残惜しいのは山々だが、窓から離れた。