高校生デビュー
急転回な合宿
入学式から三日後

私は今、知子と登校中であった。

「ふー。綾も大変ね」


私はここ数日うなだれていた。

朝からうざい米山。

毎朝
「お。おはよぅ綾ちゃあん!」
ときもい発音で挨拶。
周りからは冷たい目。
ほんと最悪
慰めてくれるのは、あみ。
あみもあのタイプは苦手らしく、近づかなかった。

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