高校生デビュー
「さき行ってるね!」

知子がさき走っていく。


向き合わなきゃ


どんな顔したらいいの?
嫌われてるのに…



「先輩…」


無理
私には無理


藤沢君も見ず走り出した。



「待ってます!
いつまでも!
待ってますから!」



< 92 / 105 >

この作品をシェア

pagetop