幼なじみと両想いになりました
その1
「なあ、そろそろ俺ら付きあわねー?」

幼なじみの北尾健人(キタオケント)の突然の言葉に、どうやって笑い飛ばしてやろうかと考えた佐々木ミチルだったが、

軽い告白とは反対に顔を真っ赤に染めた健人にそんな気はなくなった。

それどころか自然と頷いた自分にミチルは驚いた。

「まあいいんじゃない?」

そう言った自分の顔が、健人と同じくらい真っ赤になっていたことに、ミチルは気づかないふりをした。

**********
< 1 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop