幼なじみと両想いになりました
健人の顔を見れずうつむいた。

「あー悪かった。忘れていいから」

「え…」

「ちょっとからかっただけだよ」

いたずらっぽく健人は笑った。

「お前が焦るからさ。顔真っ赤にして」

「なっ…何よ!別に焦ってなんかないし!」

「ばーか」

ミチルの頭をコツンと小突きいつものように健人は笑った。

いつもの健人の優しい笑顔。

その顔にミチルはほっと胸をなで下ろした。

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