幼なじみと両想いになりました
「ねえねえミチル、健人くんとどこまでいってんの?」

体育の着替え中、ミチルの友人さなえがこんな事を聞いてきた。

「どこまでって何が?」

「だーかーらー、チュウくらいはしてんの?」

「は!?ななな、何言ってんの!?」

「その反応はまだしてないんだ。ずっと一緒にいるんだから、やる事早いのかと思ったのに」

「するわけないじゃないの!」

「何でよ。付き合ってんでしょ?」

「付き合ってるけど…そういうのはまだ、早いでしょ」

「早くないでしょう。付き合って二週間はたってるでしょ?むしろまだしてないのって感じだけどね」

え…そうなの

ミチルはその言葉に驚いた。
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