先生の「特別」にしてくださいっ!
「…ありがとうございます。」
結局、先生に買ってもらってしまった。
「どういたしまして。
温かいうちに食べたいから、
食べながら帰るか。」
「はい!」
さっそく一口食べてみる。
っ!!!!
「美味しい!!」
外がサクサクで、
中がトロってしてて、甘くて…
「し…しあわせ…」
「ぷっ…はははは!
幸せ、か。そりゃ良かった。
うん、たしかに旨いな!」
「そんなに笑わなくても。」
「ごめんごめん!
本当に幸せそうだったから面白くて。
クリームいっぱい入ってるから、
溢さないように食え?
そして、制服汚すなよ?」
「わかってます!」
お父さんみたいなこと言うな!
でも、
普段、食べ歩きを注意する立場の先生が、
食べ歩きを提案し、
一緒に食べ歩きをする。
さっき寄り道が見つかって逃げようとした私は
なんだったんだろうか。
自分で考えて可笑しくなる。
結局、先生に買ってもらってしまった。
「どういたしまして。
温かいうちに食べたいから、
食べながら帰るか。」
「はい!」
さっそく一口食べてみる。
っ!!!!
「美味しい!!」
外がサクサクで、
中がトロってしてて、甘くて…
「し…しあわせ…」
「ぷっ…はははは!
幸せ、か。そりゃ良かった。
うん、たしかに旨いな!」
「そんなに笑わなくても。」
「ごめんごめん!
本当に幸せそうだったから面白くて。
クリームいっぱい入ってるから、
溢さないように食え?
そして、制服汚すなよ?」
「わかってます!」
お父さんみたいなこと言うな!
でも、
普段、食べ歩きを注意する立場の先生が、
食べ歩きを提案し、
一緒に食べ歩きをする。
さっき寄り道が見つかって逃げようとした私は
なんだったんだろうか。
自分で考えて可笑しくなる。