先生の「特別」にしてくださいっ!

ピンチかもっ!?

あああ!私ってバカ!?
中学生に騙されるとか情けなさすぎる!!

ていうか、私の足で逃げても
逃げ切れるはずがない!

どうするの、これ?
どうしよう!!!

「お姉さん、足遅くない?」

「うっさい!」

そんなこと言われなくても
わかってるわ、ぼけ!

どうしよう…

そうだ!

警察呼ぼう!!

携帯を取り出す。

けど…

「いやいや、電話なんて、
できるわけないでしょ?」

一瞬で携帯を取られ、投げられた。

「ちょっと!壊れたらどうすんの?」

「携帯じゃなくて、
自分のこと心配したら?」

私は気が付いたら囲まれていた。
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