\続★浮気不良彼氏★FINAL!/
「まぁ、それは鼻血ものだな。」
『ほら……。結局、そういう人が好きなんじゃん。幻滅した。』
やっぱ、言わなきゃ良かった。
お姉ちゃんのこと紹介したら
こうなるってわかってたから…
だから、嫌だった。
「ちげえって。」
『はぁー?何が違うっていうの。そのままじゃん…。』
「そういうこと言ってんじゃねえって言ってんだよ。」
『今更、ごまかさなくてもいいから。お姉ちゃんでもなんでもひっかけにいってくれば?』
「……つったく。聞けよ。」
ダンベルを持ち上げながら
反対の手でガシガシと掻いている。
『ごめん…。』