犬×猫


…!?




「ちょっ…明流!?」




明流が私の背中に指をあててきた。




「後ろ向くな。前向け。」




「…えぇ?」




「いいから。」




「ちょっ…くすぐったいって!!明流ってば!!」




できるだけ小さい声で明流に注意した。


んだけど…。




「くすぐったいって…!!」




明流の指が私の背中を自由自在に動き回る。




「わかったか?」




と、明流の指が離れた。




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