犬×猫


「えっ…?なんて?」




「…だから、なに書いたかわかったか?背中。」




えっ…そういうこと?




くすぐってた訳じゃないの…?




でも、くすぐったかった…。




「うーん…。わかんない…よ?」




「…。」




「…ひぃ!」




また、明流の指が…!!




く、くすぐったいよ!!




「どうだ?」




指が離れた。




「あ…わからないです…。」




「もう一回書くぞ。」




「う、うん…。」




うん…?




すんなりOKしてしまった。




くすぐったいのは苦手だけど…。




「一文字め。」



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