キミへのコトバ。
*-1章-*
この想い。
「おはよー」
毎朝 決まって聞こえるこの言葉。
そして決まって聞こえる彼の少し低いけど優しい声。
私は両親と3人で暮らしている
私の父は毎晩 遅くまで仕事してる
逆に私の母は 毎朝早くから仕事に行っている
だから朝起きても、親と顔を合わすことは
滅多にない。
昔からそうだったから今更
寂しいとも思わない
ただ、ー…
ただ、他の人達が“羨ましい”。